2021.05.03 | GARDENS LIFE, 私の庭, 想う

GARDENS 20th

GARDENSがデビューして、20年目の春を迎えました。

北庭のチューリップは、毎年黒色に決めていましたが、
今年は初めて白色のチューリップさん登場です。

20年を機に、初心に戻って真っ白な気分に・・・
そう思って、春を白色で迎えることにしました。

白って、潔いし、清々しい気持ちになります。
チューリップは特に、白いまま潔く、ぱらりと落ちます。
茶色にはならずにパッと散る感じが、自分でも意外でした。

「白って、黒よりシックなんだ・・・」

黒いチューリップだと、花が咲き進むうちに黒の色味が変わったり
朝や夕方の光の違いでニュアンスが変わったりと変化があるのですが、
白だとそのようなニュアンスはなく、いつ見ても「白」。
植えてみて、初めて感じたことでした。

北庭のカラーリーフは黒に似合う構成で植えていたのですが
白い花のホワイトガーデンには、
白を優しく感じるグリーンリーフを入れたほうがいいな・・・。

ダルビーさんの本をもういちど参考にしながら、
ホワイトガーデンのエッセンスは何なのかを分析しました。

北庭はいつも、ガーデンズの実験のお庭なのです。