ストックホルムで滞在したホテルの周りは、森の中の集合住宅街でした。
建物と建物の間は小さな森になっていて、自由に行き来できます。

北欧では、自然を誰もが享受できる権利である「自然享受権」があり、
国有地や私有地に関わらず、一定の規則に従って自由に
探索・採取・釣りなどもできるそうです。

朝１時間くらい散歩してみました。
大きなシカにも遭遇。

住人がバーベキューしたりキッチンガーデンを楽しんでいる様子も…。

どこのバルコニーにもガーデンチェアーとテーブルがあります。

森の中には、岩盤があらわになっているところも…。

何回も北欧に行くうちに、日本との違いに気づいたことが、山と森のことでした。
国土の大きさや日本の森林率はスウェーデンとほぼ同じなんだそうですが
日本では緑豊かな山が都市部から離れて集中して存在していますが
スウェーデンでは町の近くにも森が点在しています。
誰もが自由に自然を共有することができる環境にあります。

小さい頃、TVアニメや映画で、白馬に乗った王子様が森の中から出てくるシーンを見ながら
自分が日本で見ている森や山の景色では想像がつかなかったり
絵本を見ても主人公が森の中を歩いているお話も多くて、そんなシーンに憧れていましたが
北欧にくると納得！
森が人々の生活に溶け込んでいます。誰もが自由に自然を共有しているんです。