すみれのお茶会 2

すみれのお茶会のために、今年はすみれのボタニカルアートを額装しました。

昨年の1月にスウェーデンに行った時にすみれの植物画をゲットしました。
あのノーベル賞授賞式で有名な会場の、横にある広場では
毎週日曜日、蚤の市が開かれています。
そこにアンティークショップもたくさん並んでいます。

私の目的はボタニカルアート。
すみれの植物画をずっと探していて、ここで巡り合うことが出来ました。
アンティークの植物画と、レプリカの植物画の両方をいろいろとゲットしました。
sense of gardensでもいろんな種類をご紹介しています。
http://www.sense-of-gardens.com/?pid=150764160

このすみれは、アンティークの植物画です。
植物図鑑の1ページを切り取ったものです。

こんな素敵な植物画を額装しようと、日本で額を探そうとしたら
ふちの繊細なものはもうなくて、幅も厚みもある額ばかり。
繊細な植物画を入れると、雰囲気が台無しになってしまうので、ずっと悩んでいました。
なのでsense of gardensでは、木製の額を特注して、植物画に合う額装をして販売することにしました。

すみれを額装するときには、優雅さやかわいらしさを出したくて
木ではしっくりこなくて、悩んでいました。
このすみれのお茶会のために
自分が持っているフランスのアンティークのバラの植物画入りの額装を
思い切ってばらして、すみれの植物画に入れ替えることにしました。

アンティークの額の裏はこんな感じ。のりで貼られているだけなのです。

だから薄くて、軽くて、飾りやすい。押しピンひとつですもの。

今回、額装屋さんに持って行って入れ替えを頼みました。
「もう壊れてもいいですから」って、むりやりお願いしたのです。
出来上がるまではドキドキ。
だって、額と植物画のバランスができあがるまでは分からないから・・・。

植物画そのものも、その絵を飾るマットも、そして額も
外国のものはすべてが美しいバランスでできていると思います。
ボタニカルアートが好きでずっと探してきたから、そこにはこだわりました。

つくってもらったら、こんなに素敵にできあがりました。

このすみれの植物画を壁に飾ることから、すみれのお茶会の準備が始まりました。