作庭させていただいたミモザが素敵に咲いているお庭にお邪魔しました。
私は、ミモザはお花がフワッて膨らむ前が好きです。
レモンイエローの時。
膨らむと黄色がより濃くなるし、葉っぱのグリーンもみえなくなるし…。
庭主様の愛犬、ニコルちゃんが可愛いモデルで登場してくれました。
こちらのスモールガーデンは、手入れがしやすいように石敷きにしてあります。
土を残した部分に植えてあるのはミモザとピットスポルム。
下草はクリスマスローズやラックスなど、少しだけ手入れがいる植物。
オリーブは成長してもお庭が狭くならないように、大きな白いポットに植えて置いてあります。
私が入って中でしゃがめるぐらいの大きさなんです。
オリーブの足元にはすみれが植えてあります。
ミモザを上から見るとこんなに大きくなっています。
毎年花が終わったらすぐに剪定をし、
また、12月になったときにもう一度剪定をして木の形を整えています。
お花の時期を迎えると、ミモザの成長は目をみはる勢いです。
剪定をするときには、バツンと幹を切るのではなく、
春にお花が咲いた時に素敵に見えるよう
枝を抜いたりして、整えています。
ミモザは花が終わったら次の花芽の準備が始まるので
すぐに選定したほうが翌年の花付きがよくなります。
年末に枝を切ってしまったら、花芽を切ることになるので
翌春に花を楽しむことができないんです。
こちらのお庭は四方を構造物に囲まれているので
空に抜けた居心地にいい空間となっています。
ここのテラスでご飯を食べたり、お茶を飲んだり…
家族のためのアウトドアリビングです。